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ウィーン・ミュージカル・コンサート千秋楽 [海外ミュージカル]

夢のようなコンサート、ウィーンミュージカル界のドリームキャストが
結集したコンサートの千秋楽が終わりました(涙)
さぁ~何処から書けばよいのやら、です。
だって、珠玉のナンバー。ゴールデンキャスト、ドリームキャストですよ!
おまけに千秋楽は一列目センター。とても迫力がありました。特にマテ!

今朝はロミジュリのサントラを聞きながら身支度。
仕事中もロミジュリでマヤさんが歌った「見て、彼女は恋してる」、
「世界の覇者」やヴァンパイヤの「死んじゃうなんて」、などなどが脳内に流れておりました。
「見て、彼女は恋してる」、素敵なメロディでね、前奏から引き込まれちゃいます。
マヤさんが歌うと余計に歌に膨らみが出てくるし。
ロミジュリのなかでは、VERONAとか世界の覇者のようなアップテンポな歌もとても
いいんだけど私は「見て、彼女は恋してる」「バルコニー」は、「リーベ」より
好きかも!
「リーベ」も美しくて最後の盛り上がりも大好きなんだけど。

みんな、ワイヤレスマイクを持って歌っているし、字幕もないので歌詞もわからないんだけど
まるでミュージカルのハイライトを見ているような錯覚。
キャストの実力の高さ。日本のミュージカル役者も太刀打ちできないって感じ。

今回は4回コンサートに足を運びましたが、回数を重ねるごとに時間が経つのが
早くて早くて。
マジャーンが、カーテンコールの一言挨拶で「日本のファンは世界一」と言ってくれました。
「帰りたくない」とも言ってたし。ありがとう、マジャーン!
マテは「ヤパン、アイシテル」って。
キャストのみんなが、MCのときに、「今日は悲しい日」というから
こっちまで切なくなりました。
本当にみなさん、お世辞抜きに日本が気に入ってるのがとても伝わるの。
何度も何度も、スタッフやオケ、コーラス、高島さん、そして私たちへの
感謝の言葉を述べていました。
マヤさん、マジャーン、アンドレのサイン会も急遽、決まったりしてスタッフも大慌て。

高島さんも「急遽、決まったから、休憩中、ロビーでの案内も間に合わないかもしれません」と
おっしゃるくらい、急に決まった模様。
これは、マジャーンの言葉から察するに、マテとルカスがサイン会を二回したので、
私たちも、是非、感謝の意をこめてサイン会を開きたいと申し出たように
取れました。
ありがとう。

今日のカーテンコールは千秋楽ということもあり、おまけがありました。
まずは、いつもどおり、「闇が広がる」。
毎回、「闇が広がる」では歌う人が代わる度に客席から拍手も自然と沸いて
大変盛り上がりましたー。サビの部分はみんなで手拍子。
マヤさん、マジャーンもノリノリ。
マジャーンが途中でコーラスを入れるんだけど、ムーディだったわん!
「闇が広がる」が終わった後、
何度か緞帳が降りて、
お隣のNちゃんと「世界の覇者をやってくれたらいいよねー」なんて喋ってたら、
なんと、「世界の覇者」をプラスして歌ってくれて涙でした。



マジャーンやルカスも客席に降りましたよ。
マジャーンはあの黒のロングドレスだから、こけやしないかと心配になりましたが、
後ろのほうまで行ってましたよ!
マヤさんもマジャーンもとっても楽しそう!

そして、そのあと、何度か緞帳が降りて、
流れてきたのはリーベ!
ルカス&マヤ マテ&マジャーン&アンドレの二組になって
歌が始まったのですが、サビの部分になると、いつものようにルカスと
マジャーンが歩みよって歌い始めるんですが、
通訳の高島さんが牧師みたいな役もしたりして!
ルカスとマジャーンが高島牧師にひざまずいておりました(爆笑)
ちょっと照れながら、牧師をやっている高島さんが可愛かったです。

25日のMCで、ルカスが「高島さんはロミジュリで神父の役をやってよー」と
言っていたんですよ。
そして、「僕たちと一緒にサイン会をしたらいいよ」とも言ってたんですよね。
高島さんは、ファンレターをこの公演でもらっていたとか(ルカス談)

ほんと、でしゃばることもなく、この5人の良き理解者という感じで、
上手にナビをしてくださって、このコンサート成功の貢献者の一人ですよね。


そのあとも高島さんは、さーっと舞台の端のほうによって、ドイツ語で口ずさんでおられましたよ。
それを見つけたルカスが、高島さんにマイクをむけたとたん、口をつむってしまうから

可愛かったです。

MCで高島さんがおっしゃていたことなんですが、
高島さんは、小池さんが10数年前に、ウィーンにやってきて
エリザベートの日本版を作るときのお仕事をお手伝いしたそうなんですよ。
あのときは、ここまで日本でエリザが人気が出るとは思ってなかったと
言って、とても感動されておられました。
あと、ルカスだったように思いますが、
また、ここ(日本)にこられたのも、劇場の人、高島さんのおかげだって
言ってました。
高島さんにも感謝、感謝です。
プログラムに載っている高島さんの経歴を見たら、びっくりでした。
ウィーン大学の演劇科出身でオペラ歌手でもあり、オペラの演出家でもあるんです。

リーベの後に、指揮者、5人のキャストから一言挨拶。
アンドレは、自分はニューフェイスだったけど、みんなに温かく迎えられて嬉しかった、
ここを離れるのは寂しいけど、息子にも早く会いたいって、子煩悩振りを発揮していました。
千秋楽のMCでは、割愛されたけど
ウィーンにはフランツ皇帝の写真?がたくさん、町中に貼ってあるそうです。
息子さんが、それを見て「パパって有名なんだ」って言うらしいです。
それと、レベッカの20秒で行なう早替えが出来なくて、3回ほど、次のシーンに出られなかったそうです。
レベッカの初演は作品自体が試行錯誤の連続だったようです。
今年秋にまたウィーンで上演されるそうなので、改訂版として上演されるのかな?

マヤさんは、「別れは始まりを意味する。また日本に来るかもしれないです。
そしてライブもよろしく!」って言っていました。


最後に、マテが「愛と死のロンド」をアカペラでワンフレーズ歌えば、
客席のみんなも日本語で歌い始めました。
楽屋口ではフルコーラスを歌ってくれたけど、今回は1番の途中まで。
マテ、一生懸命「愛と死のロンド」を日本語で覚えてきてくれたんですよね。
その心が嬉しかったです。

カーテンコールの歌の時、指揮者のマンツさんが、指揮を中断して、
しばらく、オケ、コーラス、そしてキャストと客席をデジカメで撮影していました。
マンツさんも心から楽しんでいるご様子にとても嬉しくなったわん。
一列目にいたので、マンツさんが客席の写真を撮るとき、ピースしちゃいました。

続く。
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コメント 2

nao

千秋楽、楽しまれたようで何よりです!
私も先日、我慢できなくなって「ロミジュリ」の
サントラをネットでポチッと購入してしまいました。
フランス版ですけどね。ウィーン版は全然ないの。
とりあえず曲をもう一度聴いたいと思ったので。

今度ゆっくりお話しできるのが楽しみです。
by nao (2008-05-31 15:26) 

ひよこ

☆naoさん
ウィーン版、大人気なんですね!
ウィーン版、めちゃいいですよー。
特にディスク1をリピートして聞いてしまいます。
ウィーン版ロミジュリ、観たいぃーっ。
あのキャストのM!も観たいっ。
まだ、暫くは夢の中です。

by ひよこ (2008-06-01 22:14) 

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