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ゲキ×シネ「SHIROH」(ネタバレあり) [中川晃教]

SHIROHといえば、上川さんが出演してなかったら
足を運んでなかった作品なのですが、
アッキーを知ることが出来た作品です。
作品自体もとてもはまってしまい、
アッキーの存在にやられた(お蜜さんやキリシタンと一緒です)
二重の衝撃的な作品。

SHIROHは帝劇で2回観てたんですけども、
アッキーには正確にやられたのは、大阪公演のシローを観てから。
帝劇で歌のすごさにびっくりして、大阪に戻り、
大阪では歌プラス渾身の表情にやられたって感じですかね。
そして、カーテンコールの可愛さと、千秋楽のカーテンコールの通路に来てくれたときに
観た可愛さ。
帝劇2回観たときは、スケールの大きい作品なだけに
まだシローをちゃんと観る余裕がなかったんです。

SHIROHは、たくさんのテレビに雑踏が映って、寿庵登場といった具合で始まるんですが、
その冒頭シーンも凝った処理をしてスタート。

今、これを書いてるのは、22日なので、記憶も薄れてるところが
あるんですが、思い出す限り感想を書いてみたいです。

(*SHIROHの感想は、本家の自分のHPの日記で
熱く?語らせてもらってます)

27日にもう1度観るので、またその後、ゲキシネ感想が書けたら…。

本編迫力大でした。
編集・音響(効果)がすごいです!
ちょっとスローモーションにしてみたり、アップも多かったので、
キリシタンたちの細かな表情も
上川さんの汗粒や目張りもくっきり!
アッキーの唇のリップ?グロス?も。
リオも寿庵もこんなシーンで泣いてたんだという発見も!
シローに撃たれた銃弾すごすぎ!!
劇場で観た時も、目をふさいじゃったくらいなんだけど、
映画館で観るとさらに迫力倍×倍。

寿庵さんも、ほんと素敵な表情の連続で
かっこいいやら、かわいいやら。

「光よ我らに」のシーンで、小左衛門とお福さんのラブラブな
ところも、映ってたり。

エコーも効果的で、このDVDのために
TVに大きなスピーカーつけたくなりました。

何より、サントラに入らなかった歌(シーン)が
また 聞けて、観れて幸せ。

例えば
・「ダンス」の歌のあとの「もう一度、海へ」~「空のしくみ」の場面。
シローたちが 難破船の話をしたりする歌の後、
お蜜さんの「空のしくみ」に入り、シローと「くちびーるにー」って
デュオするところ

・寿庵の家での「さんじゅあんの闇市」(リプライズ)
シーン的にもかっこいいの。

・四郎がシローにリオとの出会いのことを話す場面

そう、宴の後、四郎が「まだ見えるのか。あの女性が」とシローに聞いて
「きっと、あの女の子はあんたのことが好きなんだよ」っていうところから
始まるところ…。
四郎の切ない歌もいいし、その後、シローが四郎に語りかける
歌、歌声(温かみが)もすごく好き。

・お蜜さんが、伊豆守と別れてから浜辺で歌う歌。
シローの歌をもっと聴いていたい気持ちがなんとも。
奥から聞こえてくるシローの「人のツバサ」(リプライズ)も
天使の声だったわ。

 「私はただ、あの子の歌を、もう少し聞いていたかっただけなんです」
お蜜さんのこの気持ち、すごく分かる…。

さて、四郎。
上川さん目力すごいです!
改めて上川さんの存在感を感じました!
二人が主役ですが、舞台を支えてるのは
上川さんって改めて感じました!

寿庵の家シーン~満月より三日月が好き~
四郎が兵を挙げるシーン…久しぶりに観て改めて大好きなシーンでかっこいい!

上川さんのリオとの過去を歌うところ、難しいですよね…
まだ帝劇公演だからでしょうか?ちょっと冷や冷やしました。
でも、上川さんの歌声いい!
サントラよりいいですね。もっと聞きたくなりますよね!

そして、シロー。(髪型かわいいー)
今、上演中のヴォルフの中の人なのですが、
いい意味でもっと前の作品に
感じてしまいました。

何をやってもアッキーはアッキーという声も聞いたりするけど、
違うよなァ。

アッキーの歌声はすごかったです。
高い音になればなるほど…
「さんちゃご」の「それが俺のためならば神さえも もう止められないー」の「いー」最高です。
アッキーの歌チカラ…これも改めて思いました。
最後の「風が歌をうたうー」の歌も、まぶしい。
澄み渡るような声でまぶしい光を浴びるような、命を与えるような…。
いつ観に行っても、あれだけの歌を歌っても全然ぶれはないし、
後半になれば、どんどんシャウト系の歌になるのに、すごくなってしまうし。
透明感、ピュア感があり、なおかつタフネス。
ただ、歌ってるだけじゃないし、魂の歌だし。
ただの歌のうまい人ではない。
才能(talent)というより音楽をすることが使命として生まれてきた人なんだと
思う。

やはり天の御子、シローはルックス、歌声の面、本人そのものが持っているキャラクターからしてもアッキーでないと成り立たない。
アッキーのあの声、キャラ、容姿すべてがシローそのものって感じで。

また相変わらず顔や腕がよく震えてました

「まるちりだ!聖戦だ!」とアッキーが叫んだ後、
アッキーの鼻の穴が、皮膚にくっついてふさいじゃったのには驚きました!

寿庵とお蜜さんが歌で言い争っている時ありますよね。
あの時、シローがキョロキョロして
四郎が「何キョロキョロしてんだよ!」って
シローの頭叩くんだけど、
アッキーがキョロキョロしている時の手!
また、やってる(笑)

アッキー 前世は鳥ですか?(笑)
モーツアルト!の時もおどけたときに
何度か見せた手の動きをやってました!
下ろした両手をパタパタ、鳥の翼の
真似をするんです。

「モーツアルト!」でも ウェーバー家に着いて
階段降りる時もやってる時ありました(笑)
大司教に逆らう真面目な場面でも
つい、やってしまったのを観たことがあるんで
癖に違いない!と思ってるんですけども。

あと アッキーってば!
モーツアルト!で気付いた癖ですが
SHIROHも左手 ニギニギしまくり(笑)

歌いながら指を曲げたり伸ばしたり…やたら気になりましたf^_^;
「砂の城」のところも左手を右胸に置きながら、
指を曲げたり伸ばしたり。
これゲキシネやDVD観た人にいろいろ言われそう!

やはり、四郎や甚兵衛さん、寿庵、お福らが
蔵の前でお蜜さんを裁こうとする「幕府の犬だから裁こうとし、
シローがやってきて 『何してるんだ!裁くならこの俺も裁け』と
涙顔で言ってるのには

胸詰まりました(>_<)
ここが一番感情移入してしまいます。

だって、仲間の四郎や寿庵が
自分の知らないところで、大事な人を裁こうとしてるってね…(涙)

ほんとにピュアでお蜜さんが好きなんですよね。
「我らは君のことを案じて呼ばなかったのだ」と四郎。
「あなたがこの事実を知るのは辛すぎる。だから内緒にした」と寿庵。


もし、自分の周りの人間関係の中でこのような
ことが起きたら…。
だって、四郎や寿庵だって、シローを裏切ってるわけでしょ?

また四郎が伊豆守をやっつけようとするのを
寿庵が止めてるのに
四郎がシローの前で焦ってしまうのも…辛くて…

シローがいなければ四郎も焦ることはなかったし、
みんな死ぬことにはならなかったですよね…
そして、シローはシローで自分の歌声のせいで…と責めてしまうし。


========================== シローと今、演じているヴォルフガングも
共通するところがありますよね。
「歌声」と「音楽」、「天の御子」「奇跡の子」という違いはあれど、
自分が持っている才能によって、
翻弄されてしまう。
また どちらとも純粋人間。二人とも自由を求めていたところも。
純粋がゆえに、突っ走ってしまう。
周りが止めても止まることができないところも。


アッキー自身が持つピュアさとうまくマッチングするから、
両方とも 演じるというよりも「シローがいる」「ヴォルフがいる」
感覚なのね。
==========================
そして、四郎も、シローも 迷える子羊だった。
しかし、四郎は寿庵によって、シローは お蜜さんによって
自分の生きる場所を見つけ、二人は出会うのだけども…。

最後 四郎がはらいそに行く時、お蜜さんとシローが迎える
場面。
その場面の シローの表情が
私が劇場で観た表情と違っていたんで
びっくりしました!いや、私の記憶違いかしら?

大阪では、おだやかな天使のような顔だった記憶ですが
今回は違いました。
崇高かつ厳粛な感じがしていたのが、意外でした。

また四郎に差し出すシローの腕が、震えてました。

アッキーがダブル主役なんだけども、
台詞の無いシーンで、周りの騒ぎを見てるところとか
まだぎこちないかな?なんて思ったり。
ゼンザとかマツ、ソーイ、キリシタンたちは、
きちんと動きが演出でつけられてるって感じに見えたけど、シローは、突っ立ってる感じ。
演出で動きがついてる人物とついてない人物の違いって
ところでしょうか。

私が観た回でなかったアッキーの台詞回しが
『さんじゅあんの都』であったんです。
津屋崎がシローに何かをと尋ねた時
「なんでもないよぉ」が面白い台詞まわしでした。(笑) これ、初めて聞いた!

また『さんじゅあんの闇市』での♪積み荷を売って♪の
歌詞でアッキー首を毎回横に傾けてたのに…
今回は無かったんです(泣)
場内 あの予告で流れた「ふとか十字架」の
津屋崎とシローの両方の表情や
津屋崎と十兵衛のかけあい、
四郎と十兵衛のかけあい、
重ちゃんの場面、
寿庵邸のお福さんの旦那さんの小技とか 随所に
笑いが起きてました。


あれ~?無い!と思ったのは
・四郎の「やっと新感線らしくなってきたな」。
これは12月19日には無くて、12月26日にはあった台詞ですね。


・四郎と十兵衛の有明海ネタの「わかめを返せ!」は 撮影時には
まだやってないんですねー。
 その後、続く津屋崎と十兵衛がやりあい、お蜜さんが十兵衛をボキボキしたあと、
中島君と津屋崎を呼べば、お蜜さんのことを「衿が立ってるから花沢さんかと思った」
「僕より強いから花沢さんかと思った」とか
言ってたんですよ。
今回は、オリジナルに忠実でしたー。

・津屋崎が「さすが、畑を耕したい男だな」というところで
四郎が「き~こ~えませ~ん」と耳をふさぐところ、
ゲキシネでは、ただ「あ~~」とか言ってるだけでした。


そして、編集でちょっと残念だったのが
・殺陣です。
四郎が舞台を大きく使い、何人か幕府軍を斬るところ、
そして十兵衛との対決シーンが、アップなんですー。
スローモーションは要らないので、カメラをひいて
その刀さばき全体を見たかったですね。

・この物語の主役の一人、シローの登場場面。
凧揚げをしながら「人のツバサ」を歌うんだけども、
お蜜さんのドアップが小刻みに入るんですよねぇ。
それがシーンをぶつ切りにさせた感がなくもないんですよね。

・「砂の城」でのシローのアップもう少し!!


でもですね、劇場の客席からは見ることが出来ない
ドアップの表情がより劇的にさせていると思いますし、
良かったです!!

上映前、休憩、上映後、アッキーのアナウンス有ました。

上映後のアッキーコメントの一番最後…客席ウケて笑いが起きてましたが、
なんて言ってたか聞き取れませんでしたf^_^;

最後のクレジットロール流れたあと
カーテンコール『光よ我らに』が特別編集で!
歌詞と役者さんたちの口の動きが合ってないので
特別編集です。
アッキー『光を~光を~』と音階を変え歌詞をリピートしたり、
他の所も音階を変えていて歌ったり
Fu-!もありましたね!

ライブバージョンっつー感じでした。

最後にアッキーがBig Kissして上川さんが食べちゃったかな?
受け取って投げたかな??
これはDVDに入るかわからない感じでした。
入るといいな!

SHIROHは、帝劇2回、梅コマ(当時劇場名)で4回観ることが出来て、
自分の中でも特別な作品。
当時、友達に送ったメールを読み返したり、
その一部をアップした自分のサイトの日記を読み返したりすると
相当はまってた自分を思い出します。
電車の中で泣いて帰った時があることも実話ですし、
終演後、そのときは私は泣かなかったけど、4人でお食事していて
そのうち3人が泣き出したもの実話なのです。

この日は、鑑賞前に上川さんファンサイトのオフ会に参加。
15名くらいいたのかしら?
こうして、みなさんに会うのは
SHIROHの大阪千秋楽以来。
DVD発売も決まってるものの、東海地方からも数名
いらしてて、びっくり。
そういう私は関西から来ているわけですが、
もともとモーツアルト!観劇とぶつかったことが幸いしたんですよね。

「○○ちゃーん、今はアッキーなの?」という
突っ込みにタジタジのひよこ。

「今はモーツアルト!やってるんで…」と声が小さくなるひよこ。

映画を楽しむためのノウハウ(ひざ掛けのこと、お手洗いのこと)を
教えてもらって助かりました。


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