準々決勝二日目

今年の甲子園は熱い!!!

って昨日の報道ステーションのスポーツコーナーでのタイトルにもありましたけど、
ほんと、そうなんですよ。
もうねぇ～、今年の高校野球は面白い！
社会人になってから高校野球は選抜はニュースで観るくらいしか出来ないし、
夏は夏休みくらいしか観ることができないのだけど、
今年の夏は、例年になく熱いです。
毎年、夏休み、実家に帰ったら暇なので、野球を観るわけなのですが、
今年は、いつもよりはまってますよ！
なぜならば、壮絶なドラマが連日、繰り広げられているのです。
お友達と試合観ながら試合についてメールをやり取りしたり。
高校野球って面白いです。
プロ野球より高校野球。
トーナメント形式というのもあるし、全員野球というのをすごく感じるし、
溌剌、爽やか、一瞬一瞬が全て。
ちょっとしたことで流れが傾くスリル。
将来のプロを見つける楽しさ。

片方のチームを応援して観ているんだけど、
どっちを応援しているかわからなくなるんですよね。
そんな時、ピッチャー好きなので、守っている方を応援しちゃうひよこです。

今日は準々決勝２日目。

早稲田実業5-4　日大山形

1点差を追う早稲田が８回に一挙４点を入れて逃げ切りました。
クールでイケメンの斉藤君がいるので早稲田を応援していたので
早稲田に勝ってほしいって思っていて、早稲田が勝ってよかったなって
試合終了後はそう思ったのですが、でも、直ぐに、先日の試合で200球を投げた
阿部君のことを思いました。

帰宅してから、阿部君も８回途中でマウンドに上がったのを知ったのですが、
試合終了直後は、阿部君もマウンドに立ちたかっただろうな？とかって思ったんです。

帰宅してCSをつけるとＳＫＹ-Aで、この試合の再放送をやっていました。
そっかー、SKY-Aでは、毎日、朝日放送で流した中継の再放送をやっていたのですね。
今日になって知りました。
もう試合も8回裏で早稲田が勝ち越しを決めたところでした。
さっきまで投げていた背番号6の青木君がどろこんになったユニを着て
本来のポジションでマウンドの阿部君に大きな声を出しているのです…
それだけで目頭が熱くなりました。
9回山形の最後の攻撃。ベンチで涙をためて大声を出す青木君…。
そしてゲームセット。
淡々とクールにマウンドを降りる早実のエース斉藤君。
対照的に泥んこになったユニを着て号泣する青木君がホームプレートに集まる。

なんとも対照的な二人。

青木君は甲子園の土を集めるときも泣きじゃくっていました。

その後、熱闘甲子園を観たら、
あのユニの泥は自ら先制のランナーになったスリーベースを打ったときのスライディングなのね。
顔にも泥をつけて、一心不乱に投げている青木君の後姿、心を打たれない人は
いないでしょう。

試合をリアルで観ていたら、きっと山形を応援していたんだろうなぁ。
試合終了後、監督さんにねぎらいの言葉をかけてもらい、泣き崩れる青木君。
そして　監督さんまで泣き崩れ、二人が抱擁をしていました。
これにまた涙をしたひよこでした。

早稲田のチームは、苫小牧に比べて順当に勝ち進んでいるように思うし、
他のチームに比べて斉藤君以外の選手も
スマートで泥臭くないなっていう印象です。
あ、今日も斉藤君、タオルハンカチで拭き拭きしていました。

第二試合の鹿児島工業と福知山成美は延長戦の末
3-2で鹿児島工業が勝ちました。
福知山の駒谷君、いいピッチャーでした。
鹿児島工業の監督さん、インタビューで泣いておられ、
選手もとてもさわやかでした。
代打屋の今吉君しか知らなかったのですけど、いいチームだなって思いました。
今吉君も打率が９割とか。驚愕！

明日は、一日お出かけなので試合を観る事が出来ません…。
脅威的な打線を誇る智弁の打線にどう、苫小牧の田中君が立ち向かうのか？
今大会、田中君、本調子じゃないんだよね。
智弁打線に打ち込まれやしないかとドキドキ。
だから去年と違って苫小牧は苦戦しています。

私としては大会史上２校目となる73年ぶりの大会三連覇を見てみたいです。
今朝の新聞記事を読み漁ると、苫小牧のモチベーションの高いこと高いこと。
他校だって、もちろん、モチベーションは高いわけですけども。
明日、試合を観れないけど、心は甲子園です。