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4/30ウィーン版エリザベート千秋楽 その2 [海外ミュージカル]

結局、3回もチケットを追加してウィーン版エリザベートを4回も観ました。
感想は長くなるので、何回かに分けて書こうと思います。
宝塚版は観たことないし、東宝エリザベートも、これといって思い入れもない。
東宝エリザベート初演は、私にとって初めてのミュージカル観劇だったと思います。
音楽にとても感動したのですが、お話にはあまり感情移入しないまま終わったんですよね。
そんな私、今回のウィーン版に対するこの感動・幸せをどう表せばいいのだろう。
奇跡の引越し公演、世界最高峰のミュージカルを大阪で4度も観ることができた。
この「奇跡」「世界最高峰」に触れることができた喜び・感動。
もう1回、日本で奇跡をかなえてほしい。だって、梅芸なら舞台の改修もしましたしね。
きっとカンパニーも日本を気に入ってくれたと思うし。
そして、4回とも幸運なことにいずれもエリザベート、トート、ルキーニ、ルドルフ、フランツが
ファーストキャストでした♪Mayaさんの1000回記念公演も立ち会えたし。

TOMMYの千秋楽は、わーっ楽しかった!という思いで終わったけど
エリザベート千秋楽は、すごくみんなとお別れするのが寂しかった。
時間よ、止まれ!そんな思い。
この思いを言葉にするのは時間がかかりそう。
全てのカンパニーにありがとうという気持ちでいっぱいです。
そして、この実現不可能と言われ続けた完全引越し公演を実現された主催者の方に
感謝の気持ちでいっぱいです。
梅田芸術劇場メインホールで公演が行われている期間も徹夜で舞台改修をして
ご尽力してくださった関係者の方々も、この大成功をごらんになって
感慨にふけっていらっしゃるだろうなと思います。
エリザベートカンパニーと阪急最高です!
あんな実現不可能と言われ続けた完全引越し公演をやってくれて。
舞台装置が複雑でして、
複数のセリ、大小の回転盤、跳ね橋。。
実は、舞台には何も小道具も大道具も置いてないんですよ。
それが上演中、舞台装置や幕(ドロップ)と光でいろんな場面、時間に変わるのが
面白かったです。

本場にスタッフが何度も行き、打ち合わせを重ね、役者たちも、1月から稽古を始め。
マヤ、マテ、ルカス、ブルーノが集まるっていうのも、ウィーンでもなかなか実現できないキャストだそうです。

2005年以来、エリザベートはヨーロッパでも上演されてなくて、
このためにまた集まったキャストだそうです。
ルカスとシャキちゃん、フランツのpolさんは
今回、初エリザベートです。
そのキャストのみなさん、みんな演技派!っていうくらい表情も深くて。

また、セカンドのルドルフやルキーニをやっている人とかは
自分がルドルフやルキーニを演じないステージでは
別役でいろんな役として登場されるんです。

エリザベートの千秋楽は、
プロローグから、「ヒューっ」「ヒューッ」って歓声がわき起こり、
いろんな曲の後に歓声がたくさん沸き起こり、すごい舞台でした。

2幕冒頭が始まると拍手と歓声の渦。
戴冠式のときは、客席も白いハンカチを振ったり。
上演中、マテさんの『最後のダンス』マヤさんの『私だけに』拍手が鳴りやまず、ショーストップでした。
ルキーニの日本語は、全然ナマリもないし、パーフェクト!
大きな拍手が客席から起こりました。

そんなシーンの振り返りは別記事で書くとして、この記事ではカーテンコールのレポを。

カーテンコールは何回あったのかしら?
7回?
1回目のカーテンコールが終わる頃には、1階から3階まで全員スタオベでした。
最初と2回目のカーテンコールは通常通り。
最初は演奏無しで、順番にキャストの方が登場。
2回目のメドレーカーテンコールではMAYAさんがドレスの裾を持ち上げ、Mateさんにいたずらしてた。
最後に下手からLEVAYさんを迎えて全員で手を繋いで客席にお辞儀。
LEVAYさんは、スタッフの女性から花束の贈呈を受けていました。

そして、メドレーカーテンコールのアンコール。
woh!メドレーカーテンコールを二回観るのは初めて。
出演者は急ぎ足で順番に出てきました。

全員並んだとき、MateさんがMayaさんの左手の甲に二回ほどキス。紳士なんだからぁ!
MateさんのMayaさんに対するリスペクトの気持ちなんだろうなぁ。
幕が降りたけど、当然、すぐに手拍子。
幕が上がり、全員で手を繋いで挨拶。

その後、幕が降りました。
当然、すぐに手拍子。
幕のエリザベートの横顔の切抜きからプリンシパルが登場。
エリザベート、トート、フランツ、ルキーニ、ルドルフ、ゾフィ、マダム・ヴォルフ、
ちびルドルフそしてリーバイさんも。他にもいたかも。

袖に戻るとき、ステージに向かって手を振るMateさんをMayaさんがぐいっと引っ張って、Mateさんが
よろめきながら袖にはけました(笑)
その後、Brunoが一瞬だけ出てきて、手を振ってました。

まだ拍手は鳴り止みません。もう、友達はカーテンコール、終わってほしいって感じのことを
つぶやいてましたが、なんで?
そんなことはない。もうコレが最後のステージなのですから、
盛大に感謝の気持ちを拍手で!

6回目のカーテンコール。
今度は エリザの横顔の切抜きから、三角関係の三人、Mayaさん、Mateさん、Polさんが登場。
切抜きの前で、フランツがエリザベートの頬にキスをしたと思えば、トートもMayaさんにキス。
ほほえましかったです。

最後のカーテンコール。もう1回プリンシパルが出てきました。
Mateさんが、ちびルドルフのダニエル君をあの逞しい腕で抱き上げてました。
片腕で。かっこいいっ。っていうか、ダニエル君、うらやますぃーっ。
ゾフィーのChristaさんは、ビデオカメラを回しての登場。
Mayaさんがハンドマイクを持ち、英語で、「二週間後、東京で会いましょう」というような
ことを挨拶。
その後、Mateさんは、ダニエル君を肩車して退場。
あーー、未来のMateさんのパパ像を想像したのは、私だけじゃないはず。
もうーーーー、Mateさんっ(ハート)

みんなが袖にはけたと思ったら、Brunoさんが戻ってきて、
両腕を広げ「これでおしまい!」と拍手を止めるポーズをして
終わりました。

会場は熱気に包まれ、汗が出ちゃいました。
そして、劇場外はカンパニーを見送る人たちの人だかりでした。




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