LIEVE MAYA 1000回記念公演

4月22日（日）17:00 2階5列目センター。
遅くなりましたが、Mayaさんのエリザベート1000回記念公演の感想です。
＝＝＝＝
またまたウィーン版「エリザベート」を観て来ました。
この日は、MAYAさんの1000回記念公演でした。
もちろん、キャストはオールファーストです♪
劇場に着くと、ロビーに1000回記念公演を祝う掲示や
場内も開演前、休憩中も、1000回記念を知らせるアナウンスが。
すばらしい瞬間。幸せな瞬間。
客席と舞台がひとつになってMAYAさんのお祝い♪
嬉しくて嬉しくて涙が出ました。
MAYAさんの歌声を初めて聞いたのは4月8日でした。
MAYAさんの歌声のとりこになり、
エリザベートを深く深く演じているその姿に憧れを覚えたひよこ。
ルドルフが亡くなってからの苦悩の表情、うちひしがれる表情・・・老い方といい、
席が遠いのに、エリザベートが近くに見えたんです。
したたかさも弱さも全部、ひっくるめてエリザベートに染まったMAYAさん。
三回観て、いずれも席は悪かったけど初めて彼女の「私だけに」を聞いた時、涙がこぼれてしまいました。
あの一幕最後の見返りエリザベートは、あまりにも美しすぎて溜息・・・そして涙。。
1幕目終わったあと、隣の友達の目も涙でいっぱいでした。

そして忘れてはならないMateの存在、
Mateの最初のルキーニに向かってにらみつけながら歌う「エリザベート！」という
歌声にガツンとやられ、１幕の「闇が広がる」に泣き、エリザベートに初めてはまったひよこです。

本当はね、22日の朝まで、この日のマチネが1000回記念公演だと思っていたの。

だから、当日の朝、このソワレが1000回記念公演だとMAYAさんから
直接聞いたときには、嬉しくて嬉しくて、友達と手を取り合って喜んじゃいました。

この回のチケットを取った経緯。
前日の21日に某出演者（ばればれ）に「明日の夜は出ますか？」って
聞いたの。
そしたら「昼も夜も出ますよ」って答えてくれたのね。
それで、アッキーファン友達とすぐ、劇場にソワレのチケットを買いに走ったの。
だから日曜は、そのお友達とTOMMYとエリザベートをはしごしました。

TOMMYでも散々、手拍子しすぎて手が痛いのに、
エリザベートのカーテンコールでは、TOMMY以上に手を叩いてしまったわ。
お友達もきっとそうなんじゃないかな。

二人でカーテンコールでは「嬉しい！！」「この場所にいることが幸せ」なんていって
二人して涙目だし。

カーテンコールではメドレーアンコールが終わったあと、幕が降りて、
再び幕が上がると　勢いよく瀧のように舞台の端から端まで天井から
いろんな色の紙テープが降りてきて
「LIEVE MAYA　1000回記念おめでとう」と日本語・ドイツ語で
書かれた幕が降りてきました。

そのあと、Mateが下手袖に下がり、続けてBrunoも袖に下がり、
何があるのかな？と思ったら、扇型のケーキをワゴンに乗せて出してきて、
paulが花束をMAYAに渡していました。

その後、みんなでキッチュの演奏で手拍子でお祝い。
もっちろん、みんながスタオベをして。

お祝いが終わって幕が降りたんですけど、
あとで　あのエリザベートの横顔の穴？から主要キャストが出てきました。
Mateがデジカメを撮っていて、お茶目でしたよ。

公演自体のほうは、本当に何度観ても感嘆の嵐。
照明、装置、音楽と。
この日、観た2階5列目は、時々、演奏とキャストの歌声がずれたように
聞こえたときがあったんだけど、オケの演奏がすばらしいし、
アンサンブルもさすがです。

「闇が広がる」のところのバックのスモークに立ち込めるアンサンブルのシルエットは、
闇が広がる！っていうより「闇が迫る！」って感じで、ゾクゾクしちゃうしね。
最後の「夜のボート」のところの影と光の使い方も大好き。

そして、Mateさんも、今まで見たなかで一番、熱かったです。
跳ね橋では、今までもやっていたけど、あのゴムみたいなのを引っ張っては飛んだりしてね。
Mateトートは「俺のものだ」っていう強いパッションを出してくるんですけど、
最後、エリザベートが死んだ後のエリザベートを包み込むところ、キスするところ、
そして彼女を離すところの、まなざしがとても温かくて。
特に、彼女を離したところのまなざしが。
一度は、エリザベートに対して「逃げるな」と突き放したトートが
死んだ彼女を受け入れるところが、たまらんです。