池田卓さん

今日、出掛けついでに梅田のディアモールでやっていた池田卓さんのライブを聞きました～。
ご本人の公式サイトです。
http://www.suguru-i.jp/
たまたま通りすがりで立ち止まって聞いてみたら素敵なメロディ、歌で聞き入ってしまいました。
沖縄のアーティストで三線を弾き語りしていて、
続々と人が集まり、アンコールも起きました。
西表島の人で20代の男性でしたが、とてもあたたまる歌で、じーんと来ました。
こんなふうに自分のハートを歌に託して人の心に響かせてくれるって素敵なことですよね。

公式サイトにアクセスして、今日、聴いた曲を確認です。
「島の人よ」「ちばりよー」「おばあちゃんの唄」
「おれのふるさとへ」の４曲プラスアンコールに１曲歌っていました。

池田さんのお話でとても感動したのが家族、先祖への思いででした。

その中で、小さいときにおばあちゃんから教えてもらったことを
話していました。

「健康一番って言うけど、健康は二番。
一番大事なのは平和だよ。」って。
平和だからこのように歌も歌える。

また、池田さんの生まれ育った西表島の
船浮という集落は、道路交通網から遮断されていて
船でしか行き来ができない。
アスファルトもないし、車も走っていなくて。
同級生もいなくて、修学旅行も先生と３人で行ったそうです。
不便だから、ミルクを買うのもバケツリレーのようにして手に入れたし、いろんな不便があったからこそ、
人とのふれあいがあった。
自然があふれ、生物の生態も自然に覚え、
こんな月が出ているとこんなお魚が捕れるとかもわかるそうです。

ホームページを見ると、船浮村は学校存続の危機に危ぶまれていたけど1979年５月、
８年ぶりに子供が生まれたそうです。そう、池田さんのことです。

何もないところだからこそ、楽園なのかな、と思いました。
時の流れにあくせくしないで、時の流れに一度、身を任せてみたいな。