SSブログ

NINE the musical [お芝居]

今日は、シアターBRAVAで「NINE the musical」を観てきました。
昨年は、一気に観劇回数が減り、11月は新感線とキャラメルだけだったし、
先月の観劇も0本で終わったわけですが、今月は珍しく4本も。
「NINE the nusical」 に「シェルブールの雨傘」、「ANJIN」に「ウーマン・イン・ホワイト」。

「NINE the musical」はイタリア映画界の名匠と名高いフェデリコ・フェリーニ
の自伝的作品「8 1/2(はっかにぶんのいち)」を原作とし、
1982 年の初演当時のトニー賞で10部門にノミネートされ、
作品賞をはじめ、作詞/作曲賞、
助演女優賞、衣裳デザイン賞、演出賞と
計5部門で最優秀賞の座を射止め、
この舞台版をさらに映画化した作品が今秋全米で公開予定となっている作品です。


実際、見てみたら思った以上にで難しいお話でした。
ストーリーは、監督が映画を作るまで9人の女性がからんでくる、みたいな
ストーリーなのですが、精神的な世界も描かれてて。
音楽はとてもきれいな音楽で、しかも音をとりにくい歌ばかり。
だから、キャストに実力派を持ってくるわけですよね。

聖子ちゃん、シルビアさんに浦島りんこさんに樹里咲穂さんとか。
女性9人のそれぞれのソロが少なくて残念だったかな。
ソロよりもアンサンブル的なみんなで歌う場面が多かったです。

聖子ちゃんの曲には泣けました[もうやだ~(悲しい顔)]
彼女の歌声にはいつも心がこもってて、胸に染み入るんですよ。
話にあまり入っていけてなくても、そこだけ取り出してみても泣けてきました。


主役のSOPHIAの松岡くん、お上手でした。
歌も聞き取りやすいし。
最後は崩壊していくんですが、その崩壊のしかたもいいなって
思いました。
成長しきれない弱さもなかなか良かったです。
少年の子もとてもお上手でしたねー。

NINE the musical ナイン・ザ・ミュージカル
脚本:アーサー・コピット
作詞・作曲:モーリー・イェストン
演出・訳詞・上演台本:G2
出演:松岡充、貴城けい、新妻聖子、シルビア・グラブ、樹里咲穂、入絵加奈子、浦嶋りんこ、今陽子、寿ひずる、紫吹淳

(あらすじ)
イタリアの世界的映画監督、グイド・コンティーニ(松岡充)。芸術と人生、曲がり角。映画を撮らなければならないのに、シナリオが書けない。妻で映画女優のルイーザ(新妻聖子)は、結婚生活を大事にしないのなら別れる、と。ルイーザは彼と話し合いたいのに、グイドの頭の中は、今までに彼を愛し、創造力の源となった女たちが、記憶の壁を超えて話しかけてくる。二人は破たんの危機にある結婚生活を修復すべく、ヴェニス近郊のスパ・リゾートにやってくる。スパのマドンナ(樹里咲穂)の見守る楽園で息をつくのも束の間、いきなりマスコミの攻撃。結婚生活のこと、次回作のこと。愛人カルラ(シルビア・グラブ)、女優クラウディア(貴城けい)、プロデューサーのリリアン(紫吹淳)からの電話、そしてトラウマとして横たわる母親(今陽子)と幼い時に出会った娼婦:サラギーナ(浦嶋りんこ)。
 グイドは映画のストーリーを見つけようと必死にもがいているうち、自分の内面世界に心奪われ、現実世界との区別がつかなくなっていく。人妻で愛人のカルラが、ヴェニスのホテルの部屋から電話をかけてくる。元フォリー・ベルジェールのスターで、現在グイドのプロデューサーのリリアンと彼女が連れきた評論家のネクロフォラス(寿ひずる)は、ミュージカル映画を作れと主張する。グイドのアイデアは、女性をめぐる鮮明な空想へと傾いていく。
 グイドが選んだ題材は「カサノヴァ」。ヴェニスのスパを舞台に、クラウディアはもちろん、最近お気に入りの女優マリア(入絵加奈子)やリリアンまでも総出演の映画の撮影が始まる。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

地元では。がっかり。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。