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これから。 [日常]

昨日、お友達から紹介してもらった災害地に派遣されたナースのレポートを読みました。
何度も涙をこぼしながら一気に読みました[もうやだ~(悲しい顔)]
テレビや新聞で流れる情報はごく一部で、
本当に戦場のような過酷な所だと痛感させられました。
この目で見た人にしか伝わらないものって沢山あるのだなって。

私も、ご紹介いただいた看護師さんのように現場では泣いてしまうと思います。
泣きたいのは被災地の方のほうなのに。

大事な家族、親類、友人たちを失い、家を失い、仕事を失い、今まで築き上げたものを失い、
喪失感は、想像を超えるものだろうに、見通しの立たない将来に向かって
必死に生きていらっしゃる。

だけど二次災害で死なれる方も増えていってますよね・・・
薬が切れて、、、 肺炎で、、、、、とか。
自殺者が出てきていることも報道されず。


水道が復活した、電気が点いた、友達と再会できた、ガソリンが届いた、卒業式ができた、など昨日より一歩進んだことがわかる明るい話題もあるのですが。

関西からも消防、医療などの関係者が被災地に行っていて、
京都市消防局も、結局、見つけるのは遺体ばかりで、人命救助できなかったと
責任を負ってらっしゃるコメントが載っていて胸が痛かったです。

災害救助に行っておられるかたって衣食住をどうしてるんだろう?って
思ってましたが、やはり、そうだったか、、、と。遺体安置場の隣で寝たり、不眠不休に近い状態で数日間、お風呂に入らず、雪解け水で顔を洗ったり。

テレビでもボランティアは寝るところ、食事等、全て自己完結して来なさいって
言ってますが、相当の覚悟をもっていかないと被災地には行けないのだな、と
痛感しました。

東電作業員、1日非常食2食の劣悪環境で作業
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/499586/
写真とメールが物語る 黙して語らぬ自衛隊員の姿
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/499465/


昨日もテレビで被災地の自衛隊の人も1日に2回、ビスケットを食べるくらいだと
言ってて、それくらいの覚悟がなきゃ、人命救助とかできない過酷な現場。

報道ステーションでも岩手県立山田病院(高齢者が非常に多い地域の拠点病
院)が取り上げられていました。
ここはもともと、過酷な労働実態で40時間勤務とかざらにあって
次々と医師が辞めていった病院なんですが、
そこの病院も壊滅状態となり、そこで生き残った先生が、訪問医療をして住民の診療を
していく姿を映してて、先生に会えて泣く老人もいたりして。

電気もつかず自家発電で点滴を交換したりしてる病院もありました。
夜は暗くて、患者さんの顔も全然見えないし、懐中電灯を持って巡回しておられました。


復興に必要な建設資材の不足(日本のシェアの3割を持つ合板のメーカーの壊滅、
日本のシェア4割を持つ、その合板を切る刃物工場の壊滅など)もあるし
紙、部品メーカーの操業停止に伴う産業界への影響、
水産業、農業、商業、工業の復興、市民生活の再建、原発問題・・・。
山積する課題が多く、まだ、普通の番組を見る余裕がないです。
こうしていても何も力になれないのですが。

長引く操業停止に計画停電 日本経済“重し” 

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110329/biz11032923110053-n1.htm

計画停電で、手術を受けられない患者さんもいるし、
長時間連続してやらないといけない工程を踏む製造業も生産が止まってしまったり。
地震による被害だけじゃなく、地震に伴う計画停電という二次災害の影響も
いつまで続くのでしょう。

夏場は総力で節電をしないと乗り切れないとのこと。

まだまだ私の気持ちは浮き沈みがあって、甥っ子たちが来ているときは、
穏やかに楽しく過ごせたけど、一人でいるといろいろ考えてしまいます。
まだ、ニュース以外にほかの番組を見る気持ちの余裕がありません。
昨日のチャリティマッチを見ましたけど。


考えるだけじゃなく行動しないと、ですよね[グッド(上向き矢印)]
はい、また、週末に後輩と一緒に募金をしに行ってきます。

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